ひつじの雑記帳*

本と野球と珈琲紅茶。たまに映画。

2018年もやっぱり漫画が面白かった

駆け込みで年内に間に合うだろうかと思いながら書きます。

今年もいろんな漫画を読みました。印象的だったものをピックアップして簡単な感想を書きたいと思います。単に読んで面白かったものなので、発行年や巻数の縛りはありません。順番も思いついたままの適当です。

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ゴールデンカムイ

やっぱり今年も面白かったです。アニメも盛り上がりまして、ほんとによかったと思います。この第七師団コンビいいよね!

ゴールデンカムイは連載開始の段階でどこまで考えてあったのかな。月島なんて完全にモブだと思っていたのに最近の人気と活躍たるや。脇役のひとりひとりにきちんとした設定があるって素晴らしいです。そして鶴見中尉の人たらし術に慄きます。

あと14巻では久しぶりに谷垣が格好よくてよかったです。ちょうどアニメ2期の最終回のところ…あの状況で「俺が行ってくる」って言えるのはお前だけだよ!!やっぱり細谷さんが演るキャラクターはこうでないと!そして白石、お前はこれからが大事だよ!

人気が出ると連載を引き延ばそうと中だるみしがちだと思うのですが、ゴールデンカムイはちゃんと話が動いているのがすごい。今から思うのは、谷垣はたぶんキロランケのことを殺せないんだろうな、杉元は尾形を殺すんだろうな、そして杉元を殺すのは二階堂だったりするのかな、とかです。いや、杉元に死んでほしくないけど。

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宝石の国(9) (アフタヌーンKC)

宝石の国(9) (アフタヌーンKC)

 

宝石の国

昨年のアニメ化から途中で止まっていたのを一気読みして追いつきました。いやー、面白い。予想では10巻くらいで終わるのではと思っていたのに、ここにきてまだまだ含みのある気配。きっと講談社も終わらせたくないよね。今いちばんのドル箱だよね。

9巻でカンゴームがあんなに可愛くなってしまうとは…絵が繊細でやさしいからそこまで重い気分にはならないのだけど、いろいろ地獄。エクメアも大概人たらしだし、フォスもなあ…でも頼りになりそうなパパラチアが目覚めたので、なんとかしてほしい。とか読んでない人には何も伝わりませんね。読んでる人はわかって頂けるでしょうか。宝石の国は読書会とかしたいです。したい人いませんか。

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ばらかもん

終わった……思えば10年以上やってたんですね。お疲れさまでした。半田先生が書道教室を開き、ヒロシが東京に行った時点でこれ以上続けるのは難しいのでは…?と思っていたのにいざ終わってしまうと寂しいと感じるわがまま。もう半田先生は書道家に戻らないのかなと思っていたので、あのラストはすごくよかったです。

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私の少年(5) (ヤンマガKCスペシャル)

私の少年(5) (ヤンマガKCスペシャル)

 

私の少年

子供だと思っていた真修くんがどんどん成長しちゃっていろいろ隠しきれなくなってきたのがツライ。真修くんの純粋な気持ちはすごくいいことなのだけど、純粋故に聡子にとっては凶器になってしまうね。

序盤からこの話は着地点がどこになるのか心配だったのですが、いよいよ心配。聡子の真修くんに対する後ろめたさがなくならない限り、うまくいってもうまくいかなくても悲しいことにしかならない。でも今後もはらはらしつつ見守ってゆきますよ。

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湯神くんには友達がいない

何事もないまま13巻まできたのに、14巻にして遂に湯神くんと千尋ちゃんの間にラブ展開の兆しが…!この日が来るのを待っていたようないなかったような。

私はずっと湯神くん面白いと言い続けていて、14巻まで続いてることからしても人気はあると思うのですが、いまいちバーンと火がつかないことをもどかしく思います。人生のハウツー本としてもおすすめ。キャラクターがみんな「いるわー、こういう人いるわー」みたいな人しか出てこなくて、作者さんはとても人間観察力の高い方なのでしょう。(再三言っていますがドラマにすればいいのに。たぶんあまりお金はかからない)

14巻はニタクの覚醒が面白かったです。第二の湯神になるぞこれは。

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セリー (ビームコミックス)

セリー (ビームコミックス)

 

セリー

壁一面の書架がある家で、読書家の男性と女性AIが静かに終末を迎える文系SF。実在の名著が多数引用されていて、それがこの物語の輪郭を作っている。著者の膨大な読書量に裏打ちされた物語だと思います。本を燃やして暖を取ろうというAIに、本は燃やせないよという主人公が印象的。

装丁がとても凝っています。でもプラスチックカバーは書店員の頃からちょっと苦手。本を出し入れする度にカバーが擦れて細かな傷がつくのですよね。シュリンクもかけられない。とは言え大変素敵です。

表紙の彼女がAIでうなじの数字がバッテリー残数なのですが、機械のうなじが大事な設定は結構多いような気がして、思えばそれは攻殻機動隊の影響なのかな?それ以前のモデルってあるのかしら。

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千年狐 一 ~干宝「捜神記」より~ (MFコミックス フラッパーシリーズ)

千年狐 一 ~干宝「捜神記」より~ (MFコミックス フラッパーシリーズ)

 

千年狐

これはね…たぶん来年の漫画ランキングとかに軒並みノミネートすると思うよ…!単行本の発売が11月だったので年内発表のものには間に合わなかったようだけれど。中国古典をベースにしたオムニバスで、1話単体でも読めます。

もともとネットで読んでいて、単行本になったと知ってすぐ買いました。これが全部楽しい。人と人非ざる者の交流というパターンは今までにもたくさんあったけど、まだまだ描き尽くされてはいない。絵も上手いしキャラクターも作り込まれているし、話もシリアスでありながらちゃんとコメディが配分されていて、今年一番のオススメです。

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メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)

メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)

 

メタモルフォーゼの縁側

そして年内発表のランキングだとこれが来てましたね。わかる。今までおじいちゃん×少年という話は結構あったと思うのですが、おばあちゃん×少女ってなかったね。

おばあちゃんの市野井さんがほんとにいい感じで、こんなおばあちゃんになりたいですね。そのくらいの歳になっても、BL読んで「あらあらあら」って言って、若い子と感想を語り合いたい。ここまでの年齢差ではないけれど、司書やってたときに学生と本やアニメやゲームの話をして盛り上がったことを思い出しました。好きに年齢は関係ありません。

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ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

 

ダンジョン飯

新しい巻が出るまでが長いのでうっかり忘れてしまいがちなんですが、ダンジョン飯も毎回ほんと面白いですよね!買って読んで、必ずすぐ読み返すのがパターン。

巻数が増えるに従って登場人物も増えて、そのキャラクターがまた魅力的なのも素晴らしく。でもダンジョン飯ダンジョン飯たらしめるのはやはり初期パーティのライオスとマルシルとチルチャックとセンシなんだよね。キャラクターが増えてもこの4人がしっかり核になっているからブレない。とくにライオスとマルシルは得難いキャラクターで好きです。いや、みんなそれぞれに愛しい。

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あかよろし 闇花札遊鬼譚 1 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)

あかよろし 闇花札遊鬼譚 1 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)

 

あかよろし花札遊鬼譚

ずっと応援していた同人作家さんの初商業単行本なので、最後にそっと置きます。私はこの方の描かれる少年が何とも妖艶かつ美しくて好きです。この話も明治が舞台ですが、和風ホラーやレトロミステリの装画など描かれたらほんとにぴったりだと思う。

父親の借金のカタに地下遊技場に連れて来られた少年が花札で生き残っていくというお話です。この漫画は全年齢なのでそこまで過激な表現はありませんが、負けると体の一部を持って行かれるというグロルールなので痛いのが無理な方にはおすすめしません。

なお同人ではかなり際どいR18女装少年ものを描かれておりますので、18歳未満の方と苦手な方はうっかり作者さんのTwitterなど見ないようお気をつけください。

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感想省きますけどこのへんも楽しく読みました。

雑な紹介で申し訳ない…

にわにはににん (ビームコミックス)

にわにはににん (ビームコミックス)

 
ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)
 
違国日記 3 (フィールコミックスFCswing)

違国日記 3 (フィールコミックスFCswing)

 

というわけで、すごくざっくりですがもう今年が終わるのでここまで。お雑煮を作って紅白に備えないといけない。もちろんこの他にも読んでます。来年はトリクルとか始めて、細かな感想をメモしていきたいです。(映画もTwitterを溯って振り返ったけど、Twitterだと遡るのが大変)

では改めまして、今年も大変お世話になりました。来年はもうちょい更新できるようになりたいです。寒い年末になりそうですが、よいお年をお迎えください。