ひつじの雑記帳*

本と野球と珈琲紅茶。たまに映画。

2018年下半期に観た映画まとめと私的トップ3(年間トップ5付き)

早いものでもう今年が終わりますね。さて、6月にこんな記事を書いていました。

下半期はどれくらい映画を観られるかなと思っていたのですが、上半期ほどではないにしろ結構コンスタントに観ていたようです。

というわけでさっそくスタート。

7月

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

「パンク侍」を観ようと思っていたのに映画館に行って直前にこっちにしたのでした。やはり「スターウォーズ」という言葉がつよい。しかし映画館で観て正解でした。評判のほうはいまいちとのことでしたが、私はとくに本家に対して思い入れがないので普通に面白かったです。とてもお金が掛かっている感じがした。ドキドキ、ハラハラ、ヒヤヒヤと百面相で観ました。

が、どうにも誰も格好いいとは思えなかったのですよね。こういう映画に必ずひとりはいるこの人むちゃくちゃ格好いい!みたいな人がいませんでした。みんなそれなりにズルで強か。チューバッカだけは格好いいというか可愛いです。

8月

カメラを止めるな!

これはもう予告さえ未見の方にはネタバレになるのではないかと思うので、サイトを貼るに留めます。割と早い段階で観に行ったので連日満席でした。(仙台では当初、チネ・ラヴィータというミニシアターでしか上映してませんでした)

本当に何も知らずに行くと、最初のうちは「え?評判の割にこんなもん?」とか思っちゃうのですが(長回しは確かにすごいんですが)、この映画が面白くなるのは中盤からです。すごいよー、あれもこれも全部伏線だったのか!ってなります。この序盤の不自然な点が繋がる快感。あー、あー、あー、となってもう一度観たくなります。

もう配信されてるしレンタルもありますね?未見の方はぜひ年末にどうぞ!

 

ペンギン・ハイウェイ

小説を読んでから行きたいと思ってたのですが結局読まないまま行っちゃったねえ…でも面白かったです。画も綺麗で、とても丁寧に作られている映画でした。もうちょっと時間が長かったら、もっと丁寧にできたのかも?

アオヤマくんとお姉さんの交流が、なんだか夢みたいで心温まります。これはファンタジー。(同じ成人女性と少年でも『私の少年』とかはリアルでツライ)私が美少年のなかに宇宙を見ているように、森見さんは綺麗なお姉さん(または黒髪の乙女)のなかに宇宙を見ているのかもしれない。アオヤマくんと同じ小学生男子にぜひ観せたい。そしてどんな感想を持つのか知りたい。

アオヤマくん役の北香那ちゃんがすごく上手かったです。少年にしか思えない。と思ったら「バイプレイヤーズ」のジャスミンじゃないか!芸達者だなあ。

9月

なんかこの月だけぽこっと何も観てませんでした。
ペンハイ観たのが8月終わりの頃だったからかな。

10月

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ

公開4~5日目に行ったのですがもう入場プレゼントがありませんでした。根強いファンがいるんだな。アニメは全部観てるわけではないのですが、原作は全巻読んでいます。夏目はアニメにして当たった漫画ですよね。ちょうどアニメ化されたときまだ書店員で、それがきっかけで爆発的に売れたことを覚えている。

というわけで夏目友人帳とは長い付き合いなので、序盤でなんとなくオチがわかってしまいました。しかし、これはいつものパターン…と思いつつ泣けるからすごい。ずっと大切に作られていると思うし、原作者も制作者も幸せな作品だと思います。

 

プーと大人になった僕

今年はイギリスの映画をよく観ました。「パディントン2」と「ピーターラビット」もよかったのですが、これもよかった。

働き過ぎて家族との時間が取れない、おまけに上司と部下の間で板挟みになってストレスフルな毎日を送る大人になったクリスの前にぽっとプーが現れるのですが、クリスの設定があまりにテンプレートと思いつつ現代社会は大部分の人がこんな生活を送っているのでは…と思うと笑えない。吹替で観ましたが、堺雅人堺雅人でした。

100エーカーの森で過ごすプーさんたちを見ていると、なんか泣けてきます。見るたびに、もう子供には戻れないんだぜ!と言われている気がして。バカンスを楽しむ人たちのエンドロールもいい感じで、「なんにもしない」をするということは、人生を謳歌しているということなんだなと思います。

11月

日日是好日

今年は樹木さんすごく映画に出ているな…と思っていたときの訃報でした。上半期に観た「モリのいる場所」もよかったのですが、こっちもよかった。

なんでしょう、ただそこにいるだけで可笑しみも哀しみも表現される、とても稀有な女優さんだなと思います。本当に残念でした。そしてこれもいい映画でした。

茶室、着物、茶碗、練り切りなど、どれを取っても素敵です。そう、すごく練り切りが食べたくなる。あと途中で着物の樹木さんが縁側で珈琲を淹れるシーンがあり、そこで使われるドリッパーもケトルもすべておしゃれでした。着物で珈琲、いいですね。

 

ボヘミアン・ラプソディ

Twitterで公開以来毎日のように関連リツイートが流れてきたので、これは観なければならないのだと思って観ました。大変申し訳ないのですがQUEENのことは何ひとつ知りませんでした。(いろんなもののパロディから、フレディ・マーキュリーの存在だけは知っておりました)が、そんな私でさえ曲が流れれば大体は聴いたことがあるのだから、歴史に残るような素晴らしいものは、興味のない人にまで届くものです。

これはもう役者さんたちが素晴らしかったです。あれ多分逆アテレコなんだよね?よくぞここまで…ラストのライブエイドなんてほんとにライブに来たのかと思ったもん。そしてただひたすらに、音楽の持つ力に圧倒された2時間でした。まだ上映しているので、絶対に映画館で観るべき。発声可能上映にも行きたい。「Radio Ga Ga」やりたい。「エーオー」って言いたい。QUEENの観客参加型ライブってすごく画期的だったね。そんな訳で今この記事もQUEENを聴きながら書いています。

12月

たぶん今月はもう観ないだろうという予想のもとに今この記事を書いています。もし年内に観る可能性があるとしたら、「来る」か「こんな夜更けにバナナかよ」かな。

まとめ

ではまず下半期トップ3から!(なんでトップ5じゃないかって、下半期は7本しか映画を観ていないからだよ!)

1位:カメラを止めるな!

2位:ボヘミアン・ラプソディ

3位:日日是好日

 

そしてここからが本番。2018年私的トップ5。改めて振り返ると決められないことこの上ない。飽くまでも私的。異論はもちろん認めます。

私的2018年映画トップ5

1位:カメラを止めるな!

いやー迷ったよー、トップ5はほとんど差なんてないのだもん。ただカメ止めは邦画に新しい風を吹き込んだ功績が大きいと思いました。役者も制作者も映画が好きなんだとわかる。最近は話題や企画ありきで映画を撮ってるパターンも多い気がしたので、(産業としては正しいと思うけど芸術としては如何なものか、映画はもう芸術じゃなくて産業なのかとか)撮りたくて撮る、これが本当の映画だよなあと思いました。

2位:キングスマン:ゴールデンサークル

異論は認めます!でも一年を振り返ってもう一度観たい映画って何かなと思ったらやっぱりキングスマンでした。イギリス!テーラー!スーツ!眼鏡!スパイ!イケおじ!すべてが私の性癖に刺さる。続編も楽しみだし何ならドラマも待ってる。

3位:ワンダー:君は太陽

映画というよりは原作の素晴らしさによるところが大きいのですが、それでも原作をここまで忠実に映像で再現できたのは、原作に愛があり、多くの人にこの内容を伝えたいという思いがあってこそだと思います。活字は読めなくても映画なら観られる子供は多いと思うので、もう全国の小学校で上映を必須としてほしいくらい。そして『ワンダー』単体の記事を書きたいと言いながら書けなかった…『もうひとつのワンダー』を読んでから書こうと思っていたら2018年が終わってしまった…。

4位:ボヘミアン・ラプソディ

うーん、ほんとは4位とかに甘んじる映画じゃないはずなのですが、観て日が浅いから平静を装っての4位。ほんとは1位なのかもしれない。何にしろまだ上映してる(2018年12月時点)からね!観てない人はぜひ行ってみてね!

5位:モリのいる場所

5位くらいになると同率がたくさんあるのですが、ここは樹木希林さんを偲んで。「日日是好日」の樹木さんもすごくよかったです。日本の映画界から樹木さんがいなくなってしまったこと、ほんとに残念でなりません。

というわけで蓋を開けてみたら上半期1位だった「レディ・プレイヤー1」とかどこ行ったという感じなのですが、もう一度観たいということを基準に考えたらこうなりました。ほんとは正確な順位なんてつけられない。というわけで、上半期にもやったミニトップ3をおまけにつけます。

映画館で観るべきトップ3

1:バーフバリ:王の凱旋
2:グレイテスト・ショーマン
3:レディ・プレイヤー1
上半期と変わってるけど、そういうものですよね。バーフバリ!バーフバリ!

アニメ映画トップ3

1:ペンギン・ハイウェイ
2:夏目友人帳:うつせみに結ぶ
3:名探偵コナン:ゼロの執行人
そうだった。今年は安室が億の男になったんだった。

メルヘントップ3

1:ピーターラビット
2:パディントン
3:プーと大人になった僕
イギリスの児童文学がいかに優れているか、改めて知った年でした。

再まとめ

今年は自分史上最高に映画館で映画を観た年でした。もうこんな年が来ることはなく、このようにランキングできるのも今年だけかもしれない。だからこそ、こうした記事を書いてみたかったのでした。映画通でもなんでもないただの一般人の記事にここまでお付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました。

よいお年を、と言いたいところですが、今年買ってよかった漫画まとめとかまだ書きたいと思ってはいます。でももし書けなかったときのために、よいお年を!