ひつじの雑記帳*

本と野球と珈琲紅茶。たまに映画。ブログ名を変更しました。

文学フリマ東京に出店しますのお知らせ

4/14 追記:noteに試し読みの記事を書きました。よろしければどうぞ。

note.mu

5月6日の第26回文学フリマ東京に「ひつじの本棚*」というサークル名で出店します。

一箱古本市に出店したことはあっても同人誌即売会に出店するのは初めてのことで、申し込んでから2ヶ月、おろおろしつつも頒布するものを製作していました。いよいよブースが発表になりましたので、当日頒布する予定のものをご紹介。

ちなみにブースは「E-54」Eホール(1F)です。どうぞ気軽にお立ち寄りください。

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『紅茶のある風景』 掌編集/A6判/本文24P/付録2P ¥200

ある暑い夏の午後、アイスティにガムシロップを落としたら、するすると透明の糸が紡がれた。紡がれた糸はゆるゆると底にしずんでゆき、ゆらゆらとした波になった…


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稲垣足穂一千一秒物語』のような雰囲気に憧れて書いた掌編集。短い話で91字、長い話でも853字の掌編を18編収録。タイトルにある通り、すべての話に紅茶が出てきます。 

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表紙はレースペーパーとクラフト紙の二段構え。レースペーパーの下にもレース模様が隠れています。あそび紙にはトレーシングペーパーを使用。幾重にも包まれたお菓子のパッケージを意識して作りました。包み紙を開くように表紙をめくってお読みください。 

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本文の紙はいろいろな紙に試し刷りしていたら楽しくなってしまい、1種に絞ることができず「わら半紙」と「低白色再生紙」の2種で刊行します。(内容は同じです)「わら半紙」のほうは結構裏の文字が透けて見えるのですが、それも味のひとつ。ちなみに写真は「低白色再生紙」です。まっしろより少し色のあるほうが好き。

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本文途中に付録を2ページ挟んでいます。紙は筋入りハトロン紙。中央にミシン目を入れていますので、邪魔だと思ったらぴりっと破って簡単に取り外すことが可能です。

電子書籍がみるみる普及していくなかで、どうして紙の本が好きなのか、紙にこだわるのかを考えていくと、私の場合、本のデザインや紙の質感など、モノとしての魅力に他ならないのだろうと思いました。ザラザラとしたクラフト紙の乾いた匂い、トレーシングペーパーから透けて見える文字、ページをめくるときの指先が紙に吸い付く感じ。そういうものがたまらなく好きで、お気に入りの紙をこれでもかと詰め込みました。

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 『窓辺の魔女』ボトル詰め小話/2535字 ¥100

長く不在にしていた伯母が帰る。私に土産だと言って魔女をくれた。魔女は縦十センチほどの、小さなガラスのビンに入っている。ビンのふたはすぐに開く。魔女は好きでビンの中にいるのだと聞いた…

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伯母の土産から始まる小さな話。
ビン詰め魔女のお話なので、7.5cmほどの小さなボトルに詰めました。

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こちらも紙を1種に絞れず、白色上質紙とクラフト紙の2種で刊行します。(内容は同じです)

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ビンのなかには話のほかに、アメジストのさざれ石、ムーンストーンやブルーレースアゲートのフェイクのさざれ石、紫に染めたかすみ草が入っています。

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『紅茶のある風景』『窓辺の魔女』とも家庭用インクジェットプリンタで印刷しています。年代もののプリンタなので、文字に若干ゆらぎが発生しているところもあるのですが、ページのなかに風が吹いているのだと思ってご容赦頂けるとさいわいです。

申し込んだときはまだまだ先だと思っていたけれど、気が付いたらあと1ヶ月。製本もまだ残っているし、チラシも作りたいし、お品書きもあったほうがいいだろうし、名刺は?ポスターも作ったほうがいい?そもそも初出店で活動実績もないのに来てくれる人はいるの?と、未だ大混乱中です。無事に当日を迎えられますように!

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